アオウオに魅せられ12年

読売新聞(東京・江東版・朝刊) 2004年2月4日


読売新聞(江東版)のシリーズ企画、「下町情景〜江戸川物語〜」の第二弾としてアオウオが紹介されました。

おそらくこのサイトをご覧の方には目新しい情報はないでしょうが、私的に印象深かった再発見がありました。

クルマの魅力が、馬力やトルクだけではないように、アオウオに釣り人が魅了される根本的要素は、単に何センチの大きな魚というスペックではなく、生物としての官能性だと思います。 残念ながらそのニュアンスは写真ではなかなか伝わらず、私自身も表現力のなさが悩みでもありました・・・。

今回は記者の方に、江戸川の近くの某池で泳ぐ140cmクラスのアオウオを見てもらい、話をしました。
結果、「目、うろこ、尾びれ・・・なにもかも大きい」のサブ見出しとなりました。
素朴でシンプルながら、端的な表現です。
これこそが、この魚を現実に眼前にした人はたぶん必ず抱く第一印象であり、人をアオウオという神秘の沼にはまり込ませるリーズンホワイです。

もっと、もっと、大きい目に、ウロコに、尾びれに会いたい。
それこそ私が、すでに12年もアオウオを狙うという、非効率な活動を続けているエネルギーの源です。

画像をクリックすると拡大します。

メディアファイルへ   青魚倶楽部HOMEへ